皆さん釣りがもっと上手になりたいですか?
皆さん釣りが上手になりたいですか?
そもそも釣りが上手いってなんだろう???
誰よりも沢山魚を釣る?誰よりも遠くにキャストできる?沢山の高級なタックルを持っている?
もちろん誰もが沢山魚を釣りたいし、遠くにキャストしたい。高級なタックルを揃えたい。
でもそれってみんな何かの基準が必要だよね?
沢山魚を釣りたい(どうやって?)
遠くにキャストしたい(どうやって?)
高級なタックルを揃えたい。(どういう物を買えばいいの?)
みんな最初は分からない。当然だよね?だって基準がないんだから。
そこでタイトルの話になるんだ。
師匠たってどう見つければいいのさ?わかるよその気持ち。そんな簡単に見つからないよね。
こればっかりは運もおおいに関係してくるから。。。
でもね、意外と身近なところにいるもんだよ。
参考程度に自分が師匠を見つけた話をしよう。
自分はよく行くポイント、いわゆるホームがあった。
そこにいつも自分が釣りを終えて帰る頃にきまって来る人がいたんだ。
最初は挨拶だけしてた。軽くこんばんは、とかね。相手の釣りを邪魔しちゃ悪いからね。
でもある日、何気なく、ほんの軽い気持ちで話しかけてみたんだ。
(どうです?釣れますか?ってね。)
するとボラが当たるだけですねぇって返ってきた。これが自分の師匠との始まり。
全然ドラマチックじゃないだろ?(笑) でもほんとこんな感じで始まったんだ。
最初の頃はひと言ふた言会話を交わすぐらいだった。
そのうち向こうからも会話してくるようになった。
だんだんと仲良くなり、気が付けば一緒に釣りするようになったんだ。
その頃の自分は、まさにTHE初心者って感じで、なんと当時初めて買ってみたPEをなんとルアー直結でやっていた。
だって何も知らなかったから(笑)。(確かファイヤーラインだったと思う)
ある時師匠が、なんでリーダーつけないの?って聞いてきた。ん?なにそれ?って感じ。
よく見ると師匠の糸にはPEの先端に透明な糸がくっついていた。
まるで魔法のようにPEと透明な糸がくっついていた。
師匠はリーダーの役割りを自分に教えてくれた。
PE直結だとルアーによく絡むことや(確かによく絡んでた(笑)。)
PEは細くて強くてよく飛ぶし伸びがないので感度が良いけど
障害物にこすれたりするとすぐに切れてしまうのでリーダーはつけたほうが良いよと。
でも自分は糸と糸を結んで一本にするやり方なんて知らなかった。
すると師匠は教えてあげるよって言ってなんと自分の組んであったリーダーを切ってしまった!!!
信じられるかい?人に教えるため、ましてや最近知り合ったばかりの自分のために師匠は
自分の組んであったラインシステムをなんの躊躇もなく切ったんだ。
これにはさすがに驚いた。
そして一緒になって1からノットの組み方を1工程づつ、一緒にやってくれたんだ。
もちろんそんなことされたら覚えなくては申し訳ない。自分は必死になって1段階づつ目に焼き付けた
だが自分は賢くない(笑)。もちろん一回じゃ覚えられない。だから家に帰ってから練習した。
そして毎日暇さえあれば練習した。それこそ仕事の休憩時間とかでもね(笑)。
そしてある日、師匠に自分の組んだノットを見せてみた。
(合格!)
そう言われた時はメチャクチャ嬉しかった。
そのノット、FGノットっていう名前なんだよ。
自分はその時初めて自分が組んだノットの名前を知った。
今でも自分はほぼFGノットしかやらない。
よっぽど緊急の時なんかはもっと簡単で早いノットを組むこともあるけどね。
それから自分は本当に色々なことをこの師匠から学んだ。
今の自分があるのはこの人のお陰だと言ってもいい。
要は何が言いたいのかって、釣りをするにあたって、どうしたって最初はわからないことだらけだ。
自分一人で上達しようとしても、わからない、知らないことだらけだ。
もちろん今はネットで検索すればなんでも出てくる。それでいいって意見も確かにある。
でもそれって本当にあってる?
ネットの情報があってるか間違ってるかの判断ができないまま鵜呑みにしてないかい?
ネットの情報は貴方に向けて発信してるんじゃない。不特定多数の人に向けて発信しているんだ。
ここでワンポイントアドバイス。
いきなり初対面の人にアレコレ聞くのはナンセンスだ。
向こうもこっちがどういう人なのかわからない。
もしかしてただ釣れるポイントが知りたいだけじゃないの?とか、
自分が釣りしてるすぐ隣で投げたいだけじゃないの?とか。
要は焦らないこと。自分という人間を知ってもらった上で、そこからだよね。
間違いなく良い師匠に巡り合えたら貴方の釣りは飛躍的に上達する。
信じるか信じないかは貴方次第(笑)。
今日はそんな私の独り言でした。